コラム

■江戸のかたきは長崎で!

一昨日の合否確認をもって私立高校一般入試が完了しました。ここまでに私立難関上位高校に合格し、PEG在籍生の3分の1の子どもたちが都立高校入試を前に受験を終えました。

一方で今年は昨年までとは異なり、内申持ち点で合格可能性が残っていますから、残り3分の2の子たちはここから都立高校の受験に向かいます。(昨年は都立高受験者はたった1名でしたからね・・・なんか少し嬉しくなっちゃいます!)

この子たちの中には、ここまでの努力や踏ん張りに相応しい合格校をまだその手に入れていない者も数名います。努力は報われなければなりません。あともう少しだけ手を伸ばして納得できる成果を掴み取らせてあげたいものです。そうですね、江戸(私立)のかたきは長崎(都立)でとらせてもらうことにします。

そのための都立自校作成校を中心とした願書の差し替え作業も完了し、残すところ1週間の対策授業をバッチリ行うことになるわけです。まあ、都立向けの対策と言いましても、別に特別なことをするわけではなく、都立入試問題特有の出題形式に慣らしていくだけなんですけどね。この子たちの場合は数学の問題を解く力は基本的にありますから、例の「意味なくやたらダラダラと長い問題文」や「枝問ごとに設定条件が変わりとにかく手間がかかる図形問題」といったところを重点的にこなしていくことになります。もちろん、作図や途中計算の記述についても点検したりもしますが、今から何か新しいことを改めて指導するといった類のものではありませんからね。

いずれにしても、うちの子たちが2月に入ってから対峙してきた私立難関中高とは違って、都立トップ校とはいっても「合格者の方が不合格者よりかなり多くなる」受験でしょう、少々であれば内申点の不利も挽回不可能なんてことにはなりません。あとは当日の受験者の中で平均点のラインまでいけば「◎」ということですね。それで本年度入試のすべての作戦が完了します。

Takahide Kita

■夢の「あとかたづけ」

昨日の都立中高一貫校の合格者の発表をもってPEGとしては初となる中学入試が終結しました。子どもたちはみんな立派な受験をやりきったと思います。特訓コースの子どもたちはそれぞれ学大付属中、明大明治中など第一志望に進学先が確定し、また都立南多摩中にも複数名の合格者を送り出すことができました。

大手の進学塾さんのチラシに踊るような大きな数ではなく、たった4名の私国立受験クラスとアドバンスコース(他塾さんでは進学コースとか学習科とかいった中学受験を前提としないコース)から2名の都立中高一貫中学の受験といったほんとうにささやかな中学受験でしたが、かなり高水準のアウトパフォームができたとは思います。この10日間は結構な達成感はありましたね。

さてさて、とりあえずここまでは「夢や目標としての志望校合格」を支えに頑張ってきたわけですが、ここでしっかりと夢の「あとかたづけ」をしておく必要があります。これをおろそかにしちゃうと、子どもたちも保護者のみなさんも勘違いをしてこの先えらいことになったりする場合もあるんですよね。

要は、「今この瞬間は決してゴールではなく、スタートだということ」、「今までの頑張りや周りの人たちの応援によって手に入れることができた『その場所』を大事に大事にしていくこと」、そして「次なる夢や目標を持ち、そこに至る道を具体的な形で作り上げていくこと」・・・こういったようなことを再確認しておかなければ、ここまでの成果を台無しにしてしまう可能性が大きく鎌首をもたげてきちゃいますからね。

幸い、うちの子たちは普段からそういったことを耳にタコができるくらい話し聞かせてきましたから、志望校合格にうかれるようなこともなく、ほんとうに自然体で昨日から中学生としての勉強を始動しました。もちろんそこにはこの子たちに倍する人数の新たなメンバーも加わり、新鮮な雰囲気で新学年を迎えられたように思います。

一方で、今日からは主役交代となっています。中学3年生たちがそれぞれの夢と目標をつかみに全力で奮戦する日が続きます。今日2月10日は国分寺や小金井あたりに出かけて行った子どもたちもすべて無事に帰着しました。明日以降も早朝からの連戦になりますから、今日は早上がりですね。

Takahide Kita