■「お金の話」のススメ
子どもたちにお金の話、していますか?私は、これも大切な教育の一部だと思いますよ。
「我が子にお金の心配はかけたくない、お金の話はしたくない」といった親心もわからないわけではありませんが、しっかりとお金のもつ意味を理解させておくことって、大事なことですよね。
また、お金は学力と少しばかり似ているところもあって、「それが全てとは言えないまでも、無いと不自由なもの」です。出来うる限り、それを使う人にとって良い方向に、そして、効果的に使っていただきたいものです。
私、入塾の際には結構な頻度で子どもたちに話しておきますね。先日も新たに入塾を希望されている中学生を前にして、受講料を記載したPEGの要項を見せながら、「この受講料を2倍、3倍の価値にするのもあなた次第。そして、逆にドブに捨てたと同様にするのもあなた次第!」といったお話しをさせていただきました。私たちサービス業、殊に教育関連の場合は目の前に「モノ」としての対象物をやり取りするわけではありませんから、お預かりした「お金」の対価として提供しているサービスがはっきりとは目視しにくいですからね。「モノ」ではなく、「成果」とか「成長」といった類になりましょうか。
よく言われることですが、お金は人から人に渡っていき、良いことにも、悪いことにも用いられます。要は、そのお金を使う人の「心根」次第ということなんでしょう。お金に関わる問題や事件が毎日のように報じられている昨今の社会情勢を見るにつけ、今まで以上にこういった話をしておく必要性を感じています。
将来、経済的な「壁」に苦労しないで一生を終えることができる人って・・・ほとんどいませんからね。話をしておくなら、今のうちですよね。ただし、入試本番を前にした受験生に対して、「あんたに今までどれだけ使ったと思っているの!これで合格できんかったら、目もあてられんよ!」なんていうのは絶対NGです。全くもって生産性がないことに加えて、将来に禍根を残すことになりかねません。
Takahide Kita




