【勉強ごっこ】;本来の勉強の目的を取りちがえてきれいなノートを作成したり、ただ長い時間机に向かうことで充実感を得るなどの勉強に類似した行為。また、それを賞賛、推奨するような指導者とともにある空間全体をさすこともある。「PEG受験用語集より」
いつの頃からか「子供の仕事は勉強だ」って言わなくなりましたよね。この言葉、意外と正鵠を射ていると思うんですけど・・・
決められた期限どおりにやるべきことをやってくる。自分ができないことは上司に教えてもらったり、先輩のやり方を盗んだりする。そして、自分自身が成長することで、より大きな成果を出す。
こういった仕事のイロハを子供たちは勉強を通じて修得していくんです。要は成果に向けて工夫しながら進んでいくことが重要なんですよね。
好きで得意な教科を伸ばすことはもちろん大事ですが、「苦手な教科を克服する」ことはもっと大事なように思います。本当の意味での勉強はむしろこっちなんじゃないでしょうか。
そして、このような経験は将来仕事で行き詰ったときなんかには大変役に立ちます。苦手なものを克服しようとするときには本気で向かっていくしかないし、「ごっこ」のようなごまかしはききませんからね。
先日のことですが、私のクラスの生徒が「宿題、全部はできていません」なんて言うんですね。(もちろんこの生徒には猛烈なカウンターを入れましたが・・・)二十年以上も塾の講師やってるとこの台詞は少々聞き飽きちゃって胃にもたれる感じがするほどです。これ、半分以上やっていることはまずないですね。自分が得意な問題とできる問題だけをちょこちょこっとね。
でもこの台詞、今思えば大人から聞かされたことのほうが多かったような気がするなぁ・・・
「勉強ごっこ」しかやったことのない人は、社会にでると今度は「仕事ごっこ」を始めちゃうんでしょうかね。
Takahide Kita

