コラム

■今年の入試がすべて完了しました

高校入試の結果だけを端的に言えば、受験生の3分の1が都立入試を待たずに私立付属校に進学し、残りの都立を受験した子たちの半数が都立高校に進学、そしてその残りの半数が「まわれ右!」をして中大付属や日大二高などの私立付属に決まりました。私立入試の仇を都立で見事に討った子もいましたし、自校作成校の合格者も輩出することができました。

本日の都立高校合格発表を受けて、すべての子どもたちとの面談を行いましたが、そこでは「一人ひとりのこれから先」をしっかりと話すことになりましたね。早々にその足で駅前の書店に向かい数学Ⅰや数学Aの参考書を手にした子どもたちも多かったと思います。「おめでとう」の言葉は今日以降しばらくの間、数多くの人からかけてもらえるでしょうから、私の役目は次に向けての標を示すことだと考えています。

とにかく、2月の私立中学入試に始まった2018年入試の1ヶ月が終わりました。もう梅の花が見頃の時期になっています。

今年の卒業生たちがこの受験を通して手にした「ご縁」を大切にして欲しいなぁ、と思うと同時に、これからの彼らに幸多からんことを心から祈らずにはいられません。

Takahide Kita