コラム

■2018年度「新商品発売」のお知らせ

PEG進学教室(株式会社PEG:東京都八王子市)では、VR(バーチャルリアリティ)版「合宿Go!Go!Go!」(商品名仮称)の開発に成功いたしました。前回同様に教育関連ソフト開発メーカーのサイバーMATSUシステム社との共同開発の成果です。昨年度の販売開始以来、皆様にご好評いただいております内申点向上システム「ハイパー内申くん・パーフェクト45」とあわせて弊社の主力商品との位置づけで、自信をもって世に送り出してまいります。

学習塾における勉強合宿の学習効果は確かに大きいものが認められますが、従来型の合宿においては高額な参加費用の負担をはじめとした様々な問題点が指摘されています。弊社開発のVR版「合宿Go!Go!Go!」はこれらの諸問題を解決するべく、以下のような画期的仕様となっております。

  • 55段階をはるかに凌駕する「550段階」の講座レベルの設定が可能。
  • 担当講師の「厳しさ」についても「天国モード」、「ノーマルモード」、「地獄モード」の3段階から選択できます。また、担当講師画像は付属の「360度カメラ」にて撮影していただくことで、平常の担当講師画像のはめ込みが可能となっています。
  • AI(人工知能)の活用により、生徒個々の質問にも完全対応できます。
  • 授業以外の自然教室や体験教室では臨場感あふれるリアリティを見事に再現しました。

また、オプション商品といたしまして、「リアル合宿用食事セット」(帝国プリズンホテル総料理長監修、各種アレルギー対応)を用意しております。本商品と併せてのご購入をおすすめします。

本商品の開発・販売により、従来型勉強合宿の様々な問題、たとえば「受験直前期における合宿でのインフルエンザ集団感染」や「各種事故」などのリスクを完全に排除し、その参加費用においても5泊6日分でわずか数千円という従来の10分の1以下の保護者様負担で大きな学習効果を手に入れることができるようになりました。

なお、法人ご担当者様におかれましては、5月以降に全国8主要都市にて開催いたします「新商品発表・展示会」に是非お越しいただきますよう、ご案内させていただきます。勉強合宿を運営される学習塾講師、従業員の皆様のご負担も大きく軽減されることから、現在、政府が取り組んでいる「働き方改革」の推進にも寄与することは間違いありません。導入に向けた積極的なご検討をよろしくお願いいたします。

April Fool’s day 2018

Takahide Kita

■ファーストペンギン

ペンギンの習性として、誰も海に飛び込まないとみんな氷の上で群れのままじっとしているというのがあります。そんなときに、リスクをとって真っ先に飛び込む者を「ファーストペンギン」といいます。経済の世界で新しい分野なりビジネススタイルを確立した先駆者に対してリスペクトをもって「ファーストペンギン」と言ったりもしますね。

物事を最初に始めて、形にした方を私は心から尊敬します。私から見て、その果実は光り輝いたものに映ります。最初に飛び込んだ者は賞賛に値しますし、彼のとったリスクに相応しい利益を手にするべきだとも思います。一方で、それを模倣し、なんやかんやと訳の分からん理屈をひっつけて自分の利益を積み上げる。こっちには全く興味がありませんね。

最近、学習塾のチラシでファーストペンギンを気取ったようなモノを目にしました。「内申27で早慶付属高に合格」、鬼の首とったように繰り返し宣伝されています。「えっ、この程度のことが大手塾のチラシ最上段を飾るのか?」なんて見ている私のほうがビックリするというか、むしろ赤面しちゃいます。

進学塾のSやWにきいてごらんなさい!そんなケースは毎年吐いて捨てるぐらいあります。今までに私個人が直接指導した子どもたちの中だけでもざっと数えただけで100人ぐらいはいるはずです。私の場合の早慶付属高におけるレコードは内申18(1が3つありました)からの合格でしたね。

PEGのような設立してからたった1年半、よちよち歩きの寺子屋みたいな塾で、しかもわずか18名の中3卒業生の中ですら内申25前後から立教、明治、中央あたりへの合格は何人も出ています。そんなの日常茶飯でしょ。

まあ、今まで別の視点からしか子どもたちを見ていなかったからびっくりされたんでしょうね。でも、そのこと自体をダメなことだなんて考えてはいません。これってとってもいいことだと期待しているんですよ。これを機会にそちらの塾さんでも内申点という色眼鏡で子どもたちを見るようなことはもうやめにして、「この子にだけできない理由は何もない!」といった調子になっていただければ、そしてそれぞれの最高峰を臆することなく子どもたちと一緒に目指してくれるようになれば・・・ほんとうにいいですよねぇ~。さらに横に広がってこういったことがあたり前になれば、素晴らしいと思いますよ。受験勉強に向かう子どもたちの閉塞感も取り払われて結構活気づくんじゃないかな。

そこまで行き切れれば、この「なーんちゃってファーストペンギン君」はほんとうの意味での「ファーストペンギン」になれるんだろうなぁ、と思います。まさに「Good job!」と言えますよね。

Takahide Kita