コラム

■【連絡事項】本日の授業は休講といたします

以下の理由により、本日の授業はすべて「休講」と決定いたしました。

(1)気象庁発表の降雪時間帯のピークが授業時間帯と重なっていること。

(2)PEGに通う生徒たちの通塾距離、通塾手段を考慮したとき、通塾および帰宅時の生徒、保護者の皆様の危険性を排除できないこと。

尚、本日実施予定であった授業の振替につきましては、対象となる全生徒の出席可能日等を集約の上、2017年度本科として以下の期間で振替授業を行います。

【小6特訓コース】1月25日~1月31日

【上記以外の学年】1月25日~2月28日

また、本日のPEGの業務につきましても、現在、埼玉方面に受験に向かっている中学3年生の帰着をもって終了とします。

皆さまにおかれましても現下の悪天候の中、外出の際はくれぐれもお気をつけくださいませ。

教室長 松本祐貴

■判断と対応力

最近、教科書やマニュアルどおりに様々のモノが動かなくなってきているように感じます。

たとえば、ここ数年の国内外での選挙や国民投票の想定外の結果などは私たちの記憶に新しいものですし、経済活動などでも日米の金利差がどんどん広がっているのに為替レートは一向にドル高の方にはいきません。私たちが高校や大学で学んできた教科書や過去の経験則から積み上げてきた定説、パターン、マニュアルといったものが絶対的価値を失いつつあるようにも思えます。

一言でいえば、「サプライズの日常化」ということなんでしょう。まあ、退屈しないという点ではいいのでしょうが、想定外も極まれば恐怖すら感じますよね。そういった、想定外の場に身を置いたとき、私たちの「判断と対応力」が試されます。

先日の成人式当日のあの事件、福岡の店長さんの対応にはホッとさせられました。この方に対して何よりも敬意を払うべきは、その責任感もさることながら、当日その場での判断と対応力だと思います。あのケースでは、後になって何を言おうが何をしようが、全く価値をもちませんからね。

苦しい時、見て見ぬようにしたり、固まってしまったり、逃げ出す御仁はほんとうに多いです。私もこれまでに吐いて捨てるほど見てきました。こういった方のほとんどは、決まって延々と「後講釈」をなさいます。なにもそんなこと言わなくていいのに、あちこちで口数多く語られます。「あの時はそうするしかなかった」、「そもそも会社が、上司が・・・」なんてね。

一昔前にこんなことがありました。お正月の特訓講座で、近隣の10数校舎から受験生を集めた時のことでした。会場責任者の方が30分前になっても現れず、会場校舎の中に入ることができません。どんどん生徒たちは集まってきますが、その場にいた職員のみなさんは何らの対応をするでもなく、「どうしよう・・・」の状態でしたね。私、その日は午後からの出番だったんですが虫の知らせだったんでしょうか、早めに出てきてその場に居合わせました。開始まで20分を切ったところで、その辺りから大きめのブロックを探してきて、入り口のガラス戸を叩き割って中に入りましたね。ブロックを持って入り口の前に立ち、まさにガラスを叩き割ろうとしている私に対して、傍にいた職員の一人が「それをどうするんですか?」なんて言葉を投げかけたことが今でも印象に残っています。(笑)

その時、その場にいなかった方があとでなんと言おうが、そんなものはどうでもいいんですよ。目の前で火事が起きているのに、「なぜこんなところで火が出たのか」を議論してもしょうがないですよね。横でゴチャゴチャ言っているような輩は邪魔にしかなりません。とにかく、火を消すことが先決ですよね。あとで叱られても、笑ってごまかせばそれですむことですからね。

私がはじめて「長」の付く仕事をした際に、今も尊敬する上司の方にこう教えていただきました。「これからはあなたの後ろには誰もいない。ほんとうはいるんだよ、本部長も専務も社長もね。でも誰もいないと心に決めてやっていかなければならない」。その教えどおりに自分がやりきれたか、期待に応えられたかはわかりませんが、今でも大事に大事にしている言葉です。

さて、今日はセンター試験の初日、そして今月後半には中学入試に続き高校入試も始まります。試験場での受験生は「ただひとり」、後ろに上司もいなければ、前に部下もいません。彼らの判断と対応力が試され、鍛えられる時間(とき)です。

Takahide Kita