■京都市上京区馬喰町「北野の天神さん」にて
梅鉢に三段松のちょうちんのかかった門をくぐって、よっしゃあ!(500円玉チャリーン、二礼二拍一礼)
今年の入試もよろしゅう頼んます。特に今年は内申、偏差値ともにかなりきついんで、例年以上のパワーで頼んます!
神様「またお前か。今年の受験生はどんな感じや?」
こんな感じですわ・・・
神様「そりゃ、キツイなぁ。」
そこを何とか頼んますよ。もうかれこれ30年以上のながい付き合いでんがな。昨日今日始めて来る一見さんやないんやから。うちなんか、まあ言うたらお得意さんでっしゃろ。
神様「あかん、無理やな。お前のほうで何とかせえ。」
何言うてはるんですか!こっちの力だけで何とかなるんやったら、わざわざ新幹線代使うてここまで来まへんがな。しかも今年は3回来てるんでっせ。
神様「そない言うても、これはキツイ・・・やっぱり無理やな。」
ちょっと待ってぇーな。無理や無理やばっかり言わはってからに。神様なんやから無理の一つも通せんで何の神様なん!神様かて賽銭に供物あげてもうて仕事せんかったら、すっきりしまへんやろ。しかもおたくはこの道のプロ中のプロや。今年は今までにないくらいのええ仕事で格好ええとこ見せてほしいわ。
神様「・・・・・・」
(追加で100円チャリーン!)
神様「お前にそこまで言われたら、しゃあないなぁ・・・今回は特別やで。そのかわり、お前んとこの受験生にはしっかりやるようにちゃんと伝えとけよ。」
さすが神さんや!おおきに!
Takahide Kita