■今月に限っては「御礼詣り」
私、もうかれこれ20年近く高幡不動さんに欠かすことなく「月詣り」を続けているんですが、今月に限っては、これまでとは少々趣が異なりまして・・・どちらかといえば「御礼詣り」が主な目的になりました。
この数か月、わが家のことを繰り返し祈願していたんですが、このほどようやく大願成就となりましてね、この慶事の御礼を心からさせていただきました。もちろん、お賽銭もいつもより多く「チャリーン!」させていただいたという次第です。
お詣り自体は、いつものようにお不動様に手をあわせ、いつものように大師堂で弘法さんに手をあわせるという月並みなものでしたが、いつもならチラッと目を向けるだけで通り過ぎていた、こちらの可愛らしい「にこにこ地蔵様」にもお賽銭を入れて、頭をなでなでさせていただきました。そういえば、このお地蔵様は誰かに似ているようにも思えてきます。(微笑)
遡ること20年ほどになりましょうか、私自身の病気の平癒をすがるような気持ちでお願いさせていただいたのが始まりでしたが、その当時は、こんな晴れやかな気分でお詣りできる日が来るとは想像すらできませんでした。ほんとうにありがとうございました。
あとは、「わが家のささやかなこの幸せをお護りいただき、平穏な日々が過ごせますよう、ひき続きよろしくお願いします」といったところです。
そうだ、来月の「月詣り」は紅葉の綺麗な頃になりますから、御礼に熨斗付きの酒瓶の一本でも提げて来て奉納することにします。あわせて、帰りは門前の寿司屋で「祝い膳」で一杯やることにしましょう。よし、それに決めた!
Takahide Kita