コラム

■新しい受験生たちが受験勉強を起動しました

そして、一人ひとりの子たちがこれからそれぞれの志望校を決めるというか「作り上げ」て、そこに向かって頑張っていくわけです。「志望校はどこ?」と聞かれることも多くなり、子供たちは学校見学やら合同進学相談会なんかに足を運び始めます。「自分にあった学校を見つけるぞ」なんて意気込んだりするわけなんですが・・・

あえて言いますが、自分にぴったりあった学校探しって無駄じゃないですか?少なくとも多くの時間を費やしてまでやることではないと思います。

自分の好みの洋服を試着して選んでいるわけじゃあるまいし、ほとんどの受験生の場合は無理というか、最初から出来ないことをしようとしているだけのように思われます。その時点での偏差値と相談して、自分自身に無理やりそう思い込ませているような場合も結構みうけられますね。

学校選びなんていうのはパートナー選びと同じようなもので、最初は美点にばかり目が行きがちですが、後からダメなところが次々に見えてきたり、またその逆の場合もありますよね。細かなところまで希望に合った学校なんてこの宇宙のどこを探してもないんじゃないかな。

絶対に自分には合わない、1ヶ月も通えない、そこに自分がいるイメージすら出来ない。そういった学校を受験校選びの対象からはずしておくだけでいいと思います。それよりも、相手(学校)に選んでもらえるだけの魅力(学力)を身につけておくことが先ですよ。(笑)

入学してからは自分のほうが合わせるんですよね。というか、良い意味でも悪い意味でもその環境に染まっていきます。ですから、その学校(集団)のスタンダードだけは事前にしっかり見極めておくことが不可欠でしょうね。

卒業した後で、「○○高校はほんとうに俺にとっては、いい学校やったなぁ」と言えることがその場所が自分にとって素晴らしい場所であったこと、そして自身がそこで大きく成長したことをおのずから物語ります。はじめて「ここが自分に合った学校」と断言できる瞬間ですね。

Takahide Kita

 

■PEG半年間の「通信簿」

PEG進学教室としての初年度入試を振り返って、ありのままを以下のとおりお伝えします。

中3在籍数9名

12月期会場テスト 偏差値平均58.3

最終内申点平均(素点)32.7

以上に対して、上記在籍生徒の進学決定校9校の合格基準偏差値平均は65.3

具体的には、立教2名、中大杉並2名、日本女子大1名、明治学院東村山2名、聖望学園(S特待生)1名、都立昭和1名でした。

以上の客観的な数値を踏まえて、開校7ヶ月での入試としては一定のアウトパフォームは出来たかなとは思いますが、評価については皆様にお任せいたします。

ただ、少々残念だったことが二つほどあります。

ひとつ目は早慶まであと一歩届かなったこと。願書の2本出しも含めてギリギリまで可能性を追いかけましたが、結果は補欠待機まででわずかに及びませんでした。付属をやるからにはテッペンに立たせてあげたかったですね。

あとひとつは先月24日の都立入試に受験者を1名しか送り出せなかったことですかね。こちらは内申持ち点を考慮して合格可能性の残っている都立高校とすでに合格していた私立高校を比較した場合・・・残念ながら1名を除いて棄権せざるをえませんでした。加えて、将来の進路希望から考えて、大学入試にまわるよりも付属高校で確定したほうがリスクが小さいとの判断もありましたね。

入試を終えたほぼすべての子供たちはすでに次のステージに向けてのスタートを切っています。数学Ⅰなどの参考書を持って毎日のように自習室にやってきます。なにやら頼もしく感じるとともに受験のテクニック以上に大事なことがしっかりこの子たちには伝わっていたんだなと・・・「ホッ」とさせられます。

Takahide Kita