受験校を絞り込んでいく時期になりました(2)~偏差値からわかること~
受験校を決めていく際には、模擬試験の偏差値や合格判定ってやっぱり大事ですよね。でも、これだけに振り回されちゃいけません。偏差値からわかることは、絶対に合格できる学校と、絶対に不合格になる学校でしょうか。
たとえば、一般入試での基準偏差値67の○○高校・・・
偏差値が常時70台の受験生、これはまず合格。偏差値が常時40台の受験生、こっちは合格可能性0。あとは入試問題への適性(教科バランスなど)と対策によって合否が分かれますよね。
もちろん、偏差値と合格率には正の相関はあります。でも合格判定Aで合格を手にする受験生は合格者全体のどれぐらいになるんでしょうかね。おそらく2割もないんじゃないかな。
各進学塾から出ている合格体験記、「ぼくは模試ではずっと合格判定がAだったので余裕をもって合格しました」なんてのはまず見ないでしょ。「私は模試のたびに合格判定がC、D、Eばかりで・・・(中略)・・・それでも諦めずに頑張った結果、見事合格を勝ち取ることができました」といったのばかりですよね。
第一志望には最後の最後までこだわっていきましょうよ!
明治に行くなら、早稲田に落ちて行けばいい。立教に行くなら、慶応に落ちて行けばいい。
可能性がほんとうに「0」になった時点で私がはっきり言いますから!
Takahide Kita